男性のホットフラッシュ

ホットフラッシュは更年期を迎えた女性特有の症状だというイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。

たとえ男性でもホットフラッシュになってしまうことがあるので、注意が必要です。

ホットフラッシュは女性に多いと思われがちな病気なのですが、更年期を迎えた男女、どちらも同じくらいの確率で起こる病気なのです。

というのも、男性でもある程度の年齢になると自律神経やホルモンのバランスが乱れがちになるからです。

ホットフラッシュの症状には男性と女性の間に違いはなく、顔のほてりや発汗などが主な症状となっています。

発汗については、暑いわけでもないのに気付いたら汗が出ていて、気にすれば気にするほど滝のような汗が出てくることがあります。 

外出する際にはハンカチと冷たい飲み物を常備しておくだけでも汗を抑えることができますし、冷たい飲み物によって体内温度をいくらか下げることができます。

ただ、男性の場合は、ホットフラッシュの症状と何らかの体内異常で起こっている症状が同じ場合があるため判断が難しいところです。

顔のほてりや発汗が起こった際には、すぐにホットフラッシュだと決めつけず、まずは受診して医師に相談するようにしてください。

もしかしたら、何らかの病気の前兆かもしれませんので、注意が必要となります。ホットフラッシュというのは、更年期障害の症状の1つとしてあらわれる病気です。

代表的な症状として、体が熱くなっている気がして、発汗、顔のほてりがあらわれます。

ホットフラッシュが起こるのは、40〜50代の男女、特に閉経前後の女性に多いと言われています。

中でも、急な発汗は日常生活で困ることが多いため、悩んでいる人がとても多いそうです。

汗は止めようと思っても止めることができる症状ではないため、移動先や仕事中など汗をかくと困る時に発汗してしまうこともよくあります。

発汗を抑える薬は病院で処方してもらうことができますが、ホルモンバランスの乱れが関係している病気でもあるため、完治させることは極めて難しいとも言えます。

顔のほてりもホットフラッシュの代表的な症状で、顔が赤くなってしまう人もいれば、見た目にはわからなくてもお風呂上りのようにのぼせた感じが起こることがあります。

ほてりが進むと具合が悪くなってしまうこともありますし、発汗も冷や汗から貧血へと症状が悪化してしまう場合があります。

どちらの症状についても自分でよく理解し、すぐに応急処置できるようにしておきたいものです。